SAT耐候性テストを始めるときに最低5年はテストしようと決めまして、 先が長いなぁ~ と思っていたのですがあっちゅうまに5年経ちました。そのうちの2年はコロナコロナで日々が過ぎてしまいました。撮影最終日の名古屋はピーカンに晴れております。
以前も書きましたが、2016年の8月26日から、弊社SAT SYSTEMで印刷した両面刷りの印刷物を弊社社屋東向きの窓の内側に貼って、5年間耐光性テストを行いました。
日に当てずに社内で保管していたものと比較し、色が変色していないかテストしていました。上側の元のすぐ下に配置してあるものが社内で保管していたものです。CMYK側は材料の粘着面ではない側を窓の外に向けていました。
カラーの方はテストしてから1年で材料の粘着側の劣化でネチネチすぎてテストを継続断念いたしました。『 元 』という文字は、ペンに耐候性がないようで何度も書き直しております。(2017年10月13日のブログも参照してください。)
● 材料名 ・・・ユポWCFA125
● インキ ・・・SAT用のインキ使用
● ラミネート ・・・あり( CMYK側 )
写真は半年に1回撮影しておりましたが、長くなるので1年ごとの写真を載せます。『 元 』という文字は、ペンに耐候性がないようで何度も書き直しております。
2016_8_26 1年目 テスト開始 ↓↓↓
2017_8_25 2年目 ↓↓↓
2018_8_27 3年目 ↓↓↓
2019_8_26 3年目 ↓↓↓
2020_8_26 4年目 ↓↓↓
2021_8_27 5年目 ↓↓↓
いかがでしょうか。色の変色はみられないですね。材質の粘着面に劣化はみられたものの、ラミネートも手伝って 色の変化は見られませんでした。この仕様なら5年は持つと思います。長らく表記していたいものや、見えなくなっては困るものなどこの仕様で製作するのはいかがでしょうか。おすすめです。
これでSAT耐候性テストは終わろうと思います。任務果たした感じです。笑
以上、YOU-CHANGでした!