メタリック印刷

光沢感は、見た目の印象を大きく左右し、その物に対する第一印象にも大きな影響を与えます。
視覚的表現の中で、強い心理的作用があり、物の品質を左右するほど重要な要素であるため、差別化が重要視されています。色と並んで物の特徴を表す光沢は、自動車・家電製品・プラスチック製品・パッケージ・化粧品・偽造防止など様々な分野で使用されております。

メタリック印刷

メタリック印刷は、文字や柄が光の当たり方や見る角度で光沢感を演出できる機能性印刷です。
メタリックインキには、金属粉 ( アルミニウム粉など ) の顔料をクリヤーインキと混ぜたインキで、パールインキより輝度が高くはっきりとしています。また、顔料の透明度も高くないので下地の色に影響されにくく効果が機能するのも特徴です。印刷物をひと際目立つものにしたい場合にオススメです。また、偏光メタリックインキはコピーやスキャナでは、効果を再現できないため金券や証明書などの偽造防止のためのセキュリティ印刷にも利用されています。
メタリックを印刷することにより存在感が生まれ、
デザインの魅力が引き立ちます。

メタリック印刷の特徴

  • パール印刷とは違う、輝度の高い光沢を利用した視覚効果を表現することができます。
  • 基本的にメタリックはシルバーですが、メタリックの上にハーフトーンの色を重ねたり、 メタリックインキそのものに着色し、色味のあるメタリックを表現することもできます。
    ※カラーバリエーション等はお気軽にお問い合わせください。
  • 刷本を支給していただき弊社でメタリック印刷のみの印刷も可能です。
    ※入稿方法や刷本の形態につきましては事前に打ち合わせが必要です。進行される前に必ず弊社にご確認ください。

メタリック印刷の注意点

  • 平滑性の悪い材料・光沢のある材料には適しません。
    ※ノンコート紙、エンボス紙、蒸着紙やコート紙など
  • 印刷後の後加工には注意してください。
    ※PP加工等の表面を覆う加工を行うと効果が薄れます。
メタリックインキを使用した印刷物です。ベタのメタリックの上にハーフトーンの青で柄を印刷しています。
偏光メタリックインキを使用した印刷です。角度を変えると色味が変化して見えるため、偽造防止などにも使用できます。
用途 パンフレット・ステッカー・パッケージ・チケット・証明書・金券 etc
パールデータ
作成時の注意点
  • データ制作の前に、データ入稿の注意点をご確認ください。
  • メタリック印刷の形状は自由です。
  • メタリック印刷部分は、凸の部分も凹の部分ともに幅を最低0.2mm以上のとさせていただいております。
膜厚 5~6μm程度
対応材料 紙、プラスチック、ガラスなど。
  • 光沢・平滑性の悪い材料は適しません。
    詳しくはお問い合わせください。
印刷可能サイズ 四六全判(1091×788)までの材料に対応できます。
  • 材質によって異なります。詳しくはお問い合わせください。
注意点
  • 刷後にPP加工等の表面を覆う加工を行うと効果が薄れます。
  • 保管環境によって、変色する場合があります。