SAT印刷の耐光性のテスト

 

2016年の8月26日から、弊社SAT SYSTEMで印刷した両面刷りの印刷物を、弊社社屋東向きの窓の内側に貼って、独自で1ヶ月に1回写真を撮り、1年間耐光性テストを行いました。

 

印刷した材料名は、ユポWCFA125です。インキはSAT用のインキを使用しました。SAT用のインキは耐光性が高く、色持ちが良いインキです。

 

最初に、毎回比較するために、日に当てないものを何枚か準備しました。比較するものは、並べて色の確認をし、色ブレがないものを使用しました。

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窓に貼るものは、CMYKの%違いの面と、掛け合わせで表現したカラー面の2種類です。それぞれ1枚ずつだと信憑正がないかな?と思い2枚ずつ日光にあてました。CMYKは表刷りで、裏刷り面は、カラーでのり面です。CMYK面にはラミネート加工してあります。

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毎回、1段目の下側に日光に当たっていない比較印刷物を並べ撮影しています。

1回目の撮影は、開始日の2016年8月26日です。

2回目は、1週間後の9月2日、

3回目は、2週間後の9月9日、

4回目は、3週間後の9月16日、

5回目は、4週間後の9月26日、

その後は、1ヶ月ごとに比較し撮影いたしました。

画像はクリックすると拡大します☝︎

 

16_8_26 1回目 ↓↓↓

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16_9_2 2回目(油性の青ペンは変色し始めています。) ↓↓↓

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16_9_26  1ヶ月が経ちました。 ↓↓↓

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17_1_26  5ヶ月が経ちました。 ↓↓↓

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17_2_27  6ヶ月が経ちました。 ↓↓↓

cmyk_7_170227_1200 color_7_170227_1200

 

17_4_26  8ヶ月が経ちました。 ↓↓↓

左のカラーの方は、粘着面なので、窓から剥がす時に位置がずれてしまうので、日光に当てていた方に「元」という文字を書いておきました。

cmyk_8_170426_1200 color_8_170426_1200

17_6_26  10ヶ月が経ちました。 ↓↓↓

サインペンで書いた「元」という文字がまたまた変色し色褪せてきています。のり面の劣化が進んで異臭がします。粘着も最初と違うネチっこさがあります。

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17_8_25  12ヶ月が経ちました。 ↓↓↓

カラーののり面の方は、材質の劣化がひどく、のり部分がネチネチしてきています。

cmyk_10_170825_1200 color_10_170825_1200

 

いかがでしょうか?1年通してテストしてみました。このように、サインペンや材質の劣化は見られましたが、印刷色の変色は無く鮮やかなまま保っています。

 

屋外に貼られているポスターなどを見ると、色変化しているものを時々見かけますよね?SAT印刷であれば、発色、色持ちが良いです。

 

今回は色の耐光性のことを書きましたが、SAT印刷は成形物にも適しています。その辺はまた今度。。ということで

 

SAT印刷の耐光性テストでした。

 

以上、YOU-CHANGでした。

 


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