弊社では、スクリーン印刷を駆使したものを、過去にいくつか作成しております。
前回の「インキの比較」に引き続き、企画部のブログでは、過去のものですが、手法は変わりませんので、いくつかご紹介したいと思います。是非、何かのご参考になればという思いです。
今回は、何年か前の弊社の年賀状です。印伝風なツブツブ感のある印刷を紹介いたします。触ってて気持ちいい手触りのツブツブ感が出したくて、地紋の上にUV厚盛りインキを印刷し、ひと粒ひと粒ふくらみを持たせました。つるも少し浮き出てるようにしたかったので、マットの厚盛りを羽の模様などに合わせて印刷しました。
一般色を7色(金含む)・ UV厚盛りインキ ・ マット厚盛りインキ の全部で9色です。
↑クリックすると拡大します。
注意点は、厚盛りインキは版のメッシュ数が一般色より粗いので柄や文字などには、太さや大きさの条件が出てきます。あと、UV厚盛りインキやマット厚盛りインキは、仕上がりの断裁部分からは、逃げて印刷したほうがいいです。断裁や抜き加工などの仕上がり部分で、厚盛りインキが割れてしまう場合があります。
このような点を注意してデザインしてみてはいかがでしょうか?地紋などの上に印刷すると、華やかな感じになり手触りも気持ちいいいです。是非、ご参考にしてください。
以上、YOU-CHANGでした。